初期研修プログラムの特色と目指すところ
- 特色と目指すところ

- スケジュールと具体的内容

- 初期研修募集要項

初期研修プログラムの特色
総合内科を中心としたシステムが、以下の環境を可能にしています。
【1】総合内科医養成<江別市立病院初期研修プログラム総合内科部門(PDF)>
→総合内科医・地域医療医を目指す、医師の基礎となる臨床能力の養成
2年間のローテーション中は、常に総合内科とつながりをもち、他科にいる間でも、総合内科のカンファレンスや勉強会に参加することが可能なカリキュラムになっています。さらに2年目には、他科を回っている最中でも、総合内科の検査手技(上部消化管内視鏡、エコーなど)を研修することができます。
【2】専門医のジェネラリズムの養成
→総合内科医を目指す医師だけでなく、すでに進路が決まっている医師のための、最低限の基本的臨床能力とプライマリケア能力の養成
一般的な各科ローテーション研修では、その専門科を回っている期間は、ある程度専門的内容を学ぶことになります。しかし、すでに進路の決まっている医師に必要なのは、そうした専門知識ではなく、自分の専門以外においても医師として最低限のプライマリケア能力を身につけることと考えます。そうすることで、将来専門医になったとき、他科との連携をスムーズに行え、地方勤務で当直などの際、安心した診療ができるのです。例えば皮膚科医を目指す医師が、循環器内科を回っている間に心臓カテーテル検査の詳細を勉強するよりは、皮膚症状を呈する内科疾患を受け持ち、勉強するほうが有用だと考えられます。
初期研修プログラムで目指すところ
決して長くはない初期研修の期間にできることはそう多くはありません。真のジェネラリスト養成、ジェネラリズムを身につけた将来のスペシャリスト養成のために、江別市立病院の初期研修では次の5つを目標に掲げ、その達成を目指します。
これらは、私たちの長年の経験から、臨床医として最低限必要なエッセンスをしぼり出したものです。
- 洗練されたプレゼンテーション能力を身につけることができる
- 各科の分野にわたってそれぞれのプライマリケアを行うことができる
- 患者、家族に対して適切なインフォームドコンセントをすることができる
- チームの一員として病院スタッフとの協調性を保ち、倫理カンファレンスなどを通じて担当患者の話し合いができる
- 最低限の医学情報収集を行うことができる
特に、1のプレゼンテーション能力の養成には大きな力を注いでいます。“Presentation is everything.”と言われます。プレゼンテーションを聞けば、その医師の実力が分かります。洗練されたプレゼンテーションには、その医師が考える臨床推論(Clinical reasoning)が含まれており、聴講者が飲み込まれるほどの芸術性をかもし出すとも言われています。将来どの分野に進もうとも医師である以上、プレゼンテーションから逃れることはできません。
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