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血圧低下:麻酔は痛みをおさえるとともに血管を広げるため、血圧が下がります。
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吐き気:血圧低下とともに吐き気が出ることもあります。
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麻酔の効果による脚の重みやしびれ、排尿困難
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発熱:1-2割の方に無痛分娩中に38度以上の発熱を生じることがあります。
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硬膜穿刺後頭痛:脳脊髄液が針穴からもれ脳圧が下がり頭痛がおこることもあります。
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硬膜外血腫・硬膜外膿瘍:10万―15万人に1人の割合で血が固まりにくい人は血腫ができ、神経圧迫をおこす場合があります。膿瘍は硬膜外腔にチューブを挿入することにより細菌が硬膜外腔に侵入し膿(うみ)の固まりを作ると同様に神経圧迫をおこすことがあります。それにより感覚や運動麻痺になることもあります。
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局所麻酔中毒:麻酔薬の濃度が急に上がると不整脈や意識障害を起こすことがあります。
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また、合併症ではないのですが、踏ん張る力が弱まり、吸引分娩の可能性は上がると言われています。そのためにすその傷口が少し大きくなる可能性があります。