HOMEQ&A今月の赤ちゃん産婦人科


「江別で産む。」って?  産婦人科は昭和27年に新設されました。以来55年間に渡って江別近郊のお産を支えてきましたが、平成18年12月以降分娩受け入れができない時期がありました。しかしお産再開を望む市民をはじめとする多くの声が届き、平成21年4月にようやく産科再開することができました。そして同月24日には、約2年ぶりとなる「おぎゃー」という産声を聞くことができたのです。産婦人科病棟は再び喜びに溢れるとともに、スタッフは「江別のお産を支えていくんだ!」という強い決意を新たにしたのです。
  現在、産婦人科病棟では婦人科疾患の手術・療養と分娩の2つを軸に、休止していた時以上のケアと喜びを提供できるよう努力しています。


どうやって受診するの?  妊娠したかも?という方は1階の窓口で受付を済ませてから、2階産婦人科外来を受診してください。
 すでに他の産婦人科で受診している方は、その主治医からの紹介状をもらってきてください。また、可能であれば妊娠初期の検査データのコピーを持参してください。同じ検査を当院で行わずに済むため、受診がスムーズになり、また、検査費用を抑えることにもなります。
 どちらも、待ち時間短縮のために電話での受診予約(※1)をおすすめします。
 ※1.当院を一度も受診されたことがない方は予約を受け付けることができません。一度1階窓口にて診察券の発行を受けてください。


妊婦健診の費用はどのくらい?  江別市にお住まいの方は保健センターで発行される(※1)妊婦健診受診票が使用できます。その場合、ほぼ受診票の範囲内で受診が可能ですので、新たに妊婦健診の費用がかかることはありません。
  札幌市、旭川市、函館市以外の道内市町村にお住まいの方は、江別市居住の場合と同様です。
  上記以外の市区町村にお住まいの方は妊婦健診助成の制度や金額が異なり、検査費用がかかることがあります。里帰り出産等を希望される方は、お住まいの市区町村に里帰り出産にかかる妊婦健診の受診方法についてお問い合わせください。
  妊婦健診の助成がまったくない状態での費用の目安は、里帰りされる時期(妊娠週数や受診回数)によって異なりますが、参考として、妊娠初期から出産まで14回の妊婦健診を受診した場合で、約8〜9万円になります。
  ※1.妊婦健診受診票は保健センターの他、市役所の医療助成課及び大麻出張所でも交付しています。


分娩費用はどのくらい?  分娩費用は、正常分娩で標準的な入院期間の場合、約38〜41万円となります。時間外、休日、深夜に出産された場合も同様となります。また、個室料金は、1日につき4,500円になります。その他入院日数や診療内容によって変わることがありますので、予めご了承ください。


分娩入院の際の前納金等は必要?  当院では、前納金等はいただいておりません。ただし、退院時に窓口で高額なお支払いをしなくても済むよう、「出産育児一時金の直接支払制度」をご利用いただくことを原則としています。この制度により、各健康保険から病院へ直接支払われることになります。


初産婦の場合の入院期間はどのくらい?  標準的な入院期間は、分娩日を含めて6日間になります(分娩日を0日目として5日目に退院)。経産婦の場合もほぼ同様です。


どんなお産ができるの?  当院では通常の分娩台を使用してのスタイルでお産しています。また、産まれる前のケアはもちろん、お母さんと赤ちゃんの産後のケアも大切にしていきたいと考えています。母子の安全を最優先に、新しい命の誕生を応援させてください。ご主人の立会い出産も可能ですので、事前にご相談ください。


LDRってなんですか?  LDRとはできるだけ家庭的な雰囲気でお産ができるように工夫された部屋のことで、陣痛→分娩→回復までを一般家庭にいるような雰囲気の中で行なうことができます。
 家庭の居間と寝室を兼ねそなえており、ベッドが分娩台に変わることなどから、出産時に移動の必要がなく、妊婦さんへのストレスが少なくなるとされています。

※LABOR(陣痛)、DELIVERY(分娩)、RECOVERY(回復)

 当院では平成21年11月に、従来の陣痛室、分娩室を改修し、LDR室を2部屋設置しました。

LDR室1

LDR室2

ベッドから分娩台へ

バスルームもあります


赤ちゃんの健診もしてくれるの?  当院では公立の総合病院という利点を活かして、退院までの間に小児科医師が3回以上、新生児の健康状態を確認します。基本的な血液検査や黄疸の状況など小児科医師ならではの視点で赤ちゃんの発育状況を見守ります。


産後の母子同室はどうですか?  当院では母乳の分泌を促したり、退院後の育児練習のために母子同室をおすすめしています。お母さんと赤ちゃんの体調と相談しながら、同室していきましょう。私たちもスムーズに授乳開始できるようお手伝いさせていただきます。


おっぱいは?  母乳がたくさん出るように妊娠中から助産師がお手伝いさせていただきます。お産の後は早くから何度もおっぱいをあげることになりますが、おっぱいの分泌やお母さんと赤ちゃんの体調にあわせて、糖水やミルクの追加も一緒に考えていきましょう。
  私たちは、お母さんのライフスタイルと赤ちゃんの健やかかな成長に最も良い方法を一緒に考えていきたいと願っています。


婦人科も診てくれるのかしら?  当院では、出産も女性特有の病気もあわせて、若い人からお年寄りまで地域の女性が元気に過ごせることを願って産婦人科を再開しました。子宮頸がんや子宮筋腫等の代表的な疾患の手術から、原因はよくわからないけど体調がすぐれないといった症状まで幅広く診ることができます。どうぞお気軽に受診してください。


里帰り分娩の時期は?   平成23年4月現在、分娩予約制限はしていません。事前に分娩予約も必要ありませんので、妊娠第 34週までには受診してください。受診の際には診療券がなくても登録できますので、できるだけご予約をお願いいたします。
(電話で予約できます)


里帰りする際に必要な持ち物は?   健康保険証、母子手帳、それまで通院されていた病院からの紹介状、今までに受けた検診結果のコピー、妊婦一般健康診査受診票(江別市で使用できない場合がありますので、あらかじめお住まいの保健センターに確認してく ださい)